能面.jpg

あ や し い 書 簡 箋

| CALENDAR  ENTRY  COMMENT  CATEGORY
ARCHIVE  LINK  PROFILE  OTHERS  RECOMMEND
もの陰で啼くもの


↑川赤子(かわあかご)
 

山川のものくずのうちに、赤子のかたちしたるものあり。これを川赤子といふなるよし。川太郎、川童(わらは)の類ならんか。
 

山中や川辺で啼(な)く赤子が居ると云う。其れは此の世のものでは無い。物怪である。元話は「異様な場所で赤子のような声を聞いた」と云うものであろう。文中、「川太郎」と云う名が出てくる。地方名の所謂(いわゆる)「河童」であります。「河童を捕まえた」と云う文献の中に、似た様な話が在る。
 

河童のいるところ
 

享和元年(1801年)6月1日、水戸浦内。川にて漁師が網で妙なものを捕獲した。14、5匹居て、赤子のように鳴いた・・・と云う。河童は山中には居ない。例えば山中の沼などならそうかもしれない。
 

目撃例が多いものに「緑色の人間らしきものが町を歩いていた」と云うものがある。此れも陸に上がった河童かもしれない。子供と相撲をとる・・・とも云う。すると陸でも生きていけるらしい。頭のお皿に水が入っているうちは陸でも動けると聞いた。なら山中でも大丈夫なのかもしれない。
 

つまり、川赤子は河童ではないか?と思った。
 

以前、TVで元ボクサーが子供の頃、川で河童を捕まえたと云う。羽交い締めにし、「てめえ、何者だ?!」と云うと「河童だ」と答えたそうだ。まるで笑い話のようだが本人は真面目に語っていた。「河童って喋るんだ」と、わたしゃ単純に思った。
 

一見、ユーモアな奴であるが、川の中に人間を引きずり込んで、尻子玉(魂)を尻から抜くとも云う。恐ろしい奴でもある。

| 09:12 | 玄妙倭國伝説・民話 亜細亜 | - | trackbacks(0) |
Trackback
この記事のトラックバックURL: http://hachi-style.jugem.jp/trackback/593
<< NEW | TOP | OLD>>